2007年05月08日

アメリカ人のおふくろの味、マカロニ&チーズ

女性の社会進出が進んでいて、外食産業が猛威を振るっている(というのも変ですが)アメリカでは、日本で言うような「おふくろの味」を知らない子供も(大人も?)たくさんいます。とある統計によると、現代アメリカの子供の三人に一人はファーストフードを一日に一度は食べているとか。私の周りの学生たちを見ていると、一日一度どころじゃないんじゃないの?と思うくらい、みんなファーストフードをもりもり食べています。(そもそも大学構内にある食堂がファーストフード以外ほとんど何も売ってない!)

そんなアメリカで、「おふくろの味」と言ってまず思いつくのがマカロニ&チーズ。(皆さんマッカンチーズ、と略していますが...)かつては手作りするのが一般的だったのでしょうが、今はインスタントのものが山ほど売られています。乾燥パスタに粉末状のソースが付いたものがあるかと思えば、真空パックのカップに入っていて、電子レンジでチンするだけで食べられるようなものもあります。「レンジでチン」バージョンは恐ろしくて手を出したことがありませんが、乾燥パスタバージョンは冷凍ピザとともにパトリックの非常食用に常に常備してあるので、忙しいときにはよく頼りにさせてもらっています。(しかも安い!)

パトリックはパスタを茹でてチーズソースと牛乳を混ぜ込むだけの怠けものシェフですが、私が作る時はいろいろ具を入れます。炭水化物だけではバランスが悪いし、なんといっても具なしのパスタでは食いしん坊の私には物足りないので...

今夜は、近所のスーパーで買ってきたオーガニックのマカロニ&チーズに、やはり同じスーパーで買ったポーリッシュソーセージ(私の手のひらを一周しても余るくらいに巨大なU字型のが、たった1ドルでした)の残りと、ブロッコリーに赤ピーマンとマッシュルームを足して彩りを良くしました。野菜を炒める前のバターに、ローズマリーのみじん切りも入れて、ちょっと大人の味に。

今回使ったのはオーガニックのインスタント食品、というなんだか矛盾したようなものを作っているAnnie'sというブランドのマカロニ&チーズです。単なるチーズ風味、というのではなくて、パルメザンチーズとローストしたニンニクが入った、アダルトなマカロニ&チーズ。本来子供が食べるようなものだと思うのですが、大きくなっても子供の頃に食べたものは忘れられないんでしょうね。

以前、興味があって手作り用のレシピを探したことがあります。単にチーズと生クリームのソースをマカロニに絡めただけかと思いきや、実はこれ卵黄が入るんです。言われてみれば、だいたいどのメーカーのマカロニ&チーズもどぎついオレンジ色をしています(写真のはそうでもないですが)。着色料で染めているんでしょうが、きっともとは卵黄のオレンジ色を再現した、ということだったんですね。卵黄が入る、というところからして、カルボナーラがアメリカ人の口に合うように徐々に改造された、というのが起源かな、などと思いつつ、日本人の私が作った、アメリカ版イタリアンをおいしくいただきました。そう言えば今回使った赤ピーマンはメキシコから来ていたような。いやー、インターナショナル(笑)。

Posted by Yu at 2007年05月08日 15:45


Comments

Post a comment









Remember personal info?