日本ではよくニンニクの芽を食べていました(さっと茹でて、ナムプラーとスウィート・チリソースで和えるのがお気に入りでした)が、こちらではなかなか見かけません。そのかわりに「今が旬!」とばかりによく見るのが、まだ若いニンニクを丸ごと掘り出して、束にしたもの。普通のスーパーでは滅多に見ませんが、五月末になってあちこちに出現しだしたファーマーズ・マーケットに行くと、どこのスタンドでもごっそり山のように売っています。一体どうやって食べるのかしら、と思って手を出さなかったのですが、今日今年初めて行ったエヴァンストンのファーマーズマーケットで、勇気を出して買ってみました。六十センチはあろうかという長〜い茎の若いニンニクが三本で、$3.50でした。こちらの物価からするとかなり高めですが、まだ根元についた土が湿っているくらいの新鮮さなので、ま、たまにはいいかな、と。
切ってみると、えも言われぬ緑の匂いと、淡いニンニクの香りがふわぁっと漂って、早くもお腹が空いてきます。鋭いサトウキビの葉のように見える葉っぱも、触ってみると意外と柔らかくてジューシーな感じなので、香りを殺さないようにさっと炒めてみることにしました。卵も入れて、ニラ玉風に。人参を薄切りにして、ニンニクの葉も二センチくらいの幅にざっと切ります。
中華の基本、たれは先に作っておきます。2004年くらいに賞味期限の切れた(おいおい)オイスターソースに、醤油と砂糖を少したし、黒こしょうも加えます。これができたところでフライパンに生姜をたっぷり炒め、香りが出たら人参、ニンニクの葉の順に炒めます。ニンニクの葉の緑が濃くなって、しんなりしたところに溶き卵を加え、たれも入れて、あとは卵が固まれば出来上がり。
醤油ベースのたれのせいでなんだか色みは悪くなってしまいましたが(しかも卵に火が通り過ぎ)、ニンニクの香りがしっかり残った、おいしい炒め物になりました。根っこのところがまだ残っているので、これをどうするかが問題です。パトリックは、普通のニンニクみたいにアルミ箔に包んでオーブンでローストすればいいんじゃないの、と言っていますが、まだ若いニンニクだし、はてさてどうなのか。薄切りにしてサラダなんかにしたら、匂いがきつすぎるかしらん...。南蛮漬けなんかのタレにしてもおいしいかも。う〜ん、夢は広がります(笑)。
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Evanston Farmers Market (リンク先に地図もあります)
University Place & Maple St., Evanston, IL
毎週土曜の朝、7時半から1時半まで。すぐ隣にあるMaple Street Parking(大きな屋内駐車場です)の駐車料金が、ファーマーズマーケットの隅にある機械にチケットを通すと、タダになります。近所のパン屋さんも出店しているので、朝ご飯を食べずに来て、スコーンやクロワッサンをぱくつくのも楽しみの一つ(うちはいつもこれです)。
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