TIME誌が、「世界の家族が食べるもの」という写真特集をやっています。その栄えある(?)巻頭を飾っているのが、なんと日本の家族。小平市にお住まいのウキタさんご一家です。チャドの難民キャンプに住む一家(穀物の袋が二つ、豆らしきものが一袋、それにちっぽけな野菜の袋がいくつか)から、クゥェートの一家(石油成金っぽいぴっかぴかの台所に、ラムの足がどーんと一本、それに野菜がどっさりと、スパイスミックスらしき紙パックがごろごろ)、果てはこれでもかっ!とばかりに加工食品ばかり並んだアメリカの一家(椅子にかけた二人の息子が、誇らしげに巨大なピザを二つ抱えています)まで、世界の様々な国の家族が、その一週間に食べる食品とともに、写真に納まっています。これは、既に本になっているHungry Planetというプロジェクトの一部だそうです。日本語版も出ています。面白いことを考えつく写真家もいるもんですね。
文字通り山積みの食品を見ると、たった一週間でこんなに食べるものなんだ、というのがまず驚きですが、さらに面白いのが、台所の様子、家族構成の違いや、加工食品の比率、さらには主食の違いなど。例えば、イタリア人はパスタ食い(失礼!)の印象がありますが、イタリアの家族の写真にはパンがどーんと正面に出ています。メキシコ人の家族の写真には、信じられない量の果物が映っています。12人の拡大家族が大量の野菜と一緒に写ったエジプト人の家族の写真には、白いターバンのようなものを頭に巻いたおじさんが、家父長然とした厳しい目をして立っているし、エクアドルの9人家族は、煙にすすけた土壁に藁を敷いた土の床のちっぽけな家の真ん中で、何とも嬉しそうに微笑んでいます。いろんな国があって、いろんな人がいて、いろんな食生活があるんだなぁ、とつくづくと思わされる特集です。とは言うものの、「好きな食べ物」の欄に出てくるのは、なんだかアメリカナイズされた加工食品が多いのも、また考えさせられるところ。何がおいしくて、何が幸せなのか。
さて、この16組の家族の中で、一番食費が高かったのは、どこの国だと思います?
それは、ジャーン、日本のウキタさんご一家でした!生活費が高いのもありますが、やっぱり日本人はグルメなのかしら。
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