スローフード協会のメキシカンな>シカゴツアーに参加してみたり、地元で取れたものだけで一年間生活する実験の本を読んでみたり、と、大企業が農薬も化学肥料もたっぷり使って生産して、遥か彼方から運んでくる食料品に疑問を覚えているわりには、私、行動が伴っていないんです。一番ダメなのが、出来合いのつゆの素と粉末出汁に頼りっきりなこと。前々から「食器棚の中の骸骨」的な感じ(アメリカではskeleton in the cupboardと言って、他人には見せられない家族の秘密をこう呼びます)で気になってはいたのです。アメリカのグルメ(?)の間でよく議論になるグルタミン酸ナトリウム(味の素)が健康に悪いかどうか、ということは私は大して気にならないのですが、日本の家庭料理を英語で紹介するブログをやっているのに出汁一つ取ったことないのは問題だよなぁ、と。なんせ和食の基礎ですからね。
で、やってみました。味噌汁用の出汁なので煮干しがあればよかったのですが、そんなものもちろんストックしていないので、鰹節と昆布の出汁をまず取ってみました。鰹節を投入したとたん、ふんわりと鰹のいい香りが立って、期待は膨らんだのですが、実際に味噌汁にしてみると今ひとつ。おばあちゃんの家で昔作っていたような、しっかりとパンチのある出汁とはほど遠い味です。そもそも一番出しは味噌汁用の出汁ではないので仕方ないのかもしれませんが、ちょっとがっくりでした。沸騰して鰹節を入れたあとすぐに火を止めず、ぐつぐつやってしまったことと、火を止めてから鰹節が沈むまで待たなかったのも敗因かもしれません。あとはやっぱり、ミツワで他と比べて安いからというだけの理由で買った鰹節と昆布を使ったのもまずかったか。
課題は山積ですが、鶏ガラスープなんかを作ることに比べたら遥かに手早いし簡単な出汁とり、これからもう少し研究してみようかな、という気になりました。今のところ、麺つゆにもだしの素にも全然かなわないヘナチョコ出汁しか取れないし、はっきり言って既製品のつゆやだしの素を買ったほうがコストも安いんですが...(おいしい出汁の出る鰹節や昆布にこだわりだしたら余計でしょうね)。でも、出汁の美味しさだけで味わえるような料亭の出汁はほんとにおいしいけれど、そんな素敵な出汁巻き卵や茶碗蒸しはシカゴでは食べられなさそうだし、こうなったら、料亭ふうの出汁を目指して、素人のくせに野望だけは天高くいきますか。(そう言えば、そろそろ馬肥ゆる秋ですね。)
初戦は敗退、出汁取り合戦。九月六日の晩ゴハン
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test bugaga
Posted by: test at 2007年09月19日 08:41