2007年09月20日

グリル野菜のタイカレー

タイのレッドカレーを作ろうと冷蔵庫を漁ると、プチトマトが半パック、パプリカが半分、それにゴーヤが丸ごと一本出てきました。鶏もも肉を解凍して、これで今晩は夏野菜のカレーにすることにします。(本当は茄子も一本出て来たけれど、あまりにも萎びて茶色くなっていたので、涙を呑んでさようなら。)でも、薄い皮がはち切れそうにまるまるとしたプチトマトを見ていたら、なんだかせっかくの夏野菜をカレー味に煮込んでしまうのがもったいないような気がしてきました。ここのところ朝は肌寒いくらいだし、街路樹も所々紅葉が始まって、秋の気配が忍び寄っているのは明らか。もうすぐに元気な地元産の夏野菜なんて食べられなくなってしまうのに、これをクタクタに煮込むのもなぁ、というわけです。

Summer Veggies

そこで考えたのが、煮込まずにグリルした野菜を、鶏肉のカレーとさっと合わせる、という方法。大胆な大きさに切った野菜をオーブントースターでグリルしている間に、重い鉄のフライパンにパームオイルを熱して、生姜を炒めます。そこに鶏肉を入れ、表面にかりっと焼き色をつけたら取り出し、レッドカレーペーストを炒めます。カレーのピリピリが台所に充満したところでココナツミルクを加え、せっせと混ぜてペーストを溶かします。そこに鶏肉を戻し、中に火が通るまで中火と弱火の中間くらいの火でことこと煮ます。火が通ったら、保温できるくらいのごく弱い火に落としておきます。

そうこうするうちにオーブントースターの中のプチトマトに焦げ目がついて弾けだすのでそれを取り出し、カレーに加えます。次はパプリカ。ゴーヤは意外と時間がかかりました。パプリカとゴーヤもカレーのフライパンに加え、火を強めて全体を暖めれば出来上がり。野菜それぞれの味と歯ごたえを残したいので、カレーに野菜を入れてぐつぐつ煮ることはしません。全体が熱々になればそれでOK。カレーというより、グリル野菜のカレーソース、という感じです。

ジャスミンライスとともにお皿に盛って、Trader Joe'sで買って来たタイ風のライムと唐辛子が掛かったカシューナッツを隣にいくつか乗せて、テーブルへ。思惑通り野菜の味がしっかり残って、歯触りも抜群なカレーになりました。野菜の味はカレーに加わっていないわけですが、鶏肉の出汁と、カレーペーストの複雑な味で十分に美味しく食べられました。(若干カレーペーストの入れ過ぎで泣きそうに辛かったですが...。)完成品の写真は非常に美味しくなさそうに撮れてしまった(泣)ので載せませんが、この方式で作るレッドカレー、かなり気に入りました。野菜を全部入れて煮込むとなかなか難しい火の通り具合の調整も、グリルなら焼けたものから取り出せば良いので簡単。これからはグリル方式がうちのレッドカレーの定番になりそうです。

Posted by Yu at 19:28 | Comments (0)

2007年05月07日

毒茄子(?)騒動

Ingredients for Thai Green Curry大学のライティングセンターでの仕事から戻ってきたら,パトリックがまだ家にいるのを発見,急遽お昼を作る事にしました。週末にHマートで仕入れてきたタイの小茄子があったので,それを使ってゲンキヤオワーン(グリーンカレー)に。タイの茄子は,形もサイズも,茄子というよりはトマトのような感じで,淡い緑の地に濃い緑の網のような模様の入った,とてもかわいい野菜です。それに彩りに赤と緑のピーマンを加え,出汁も兼ねて鳥のもも肉を足しました。ココナツオイル(ココナツミルクの缶の上にたまっている透明な液の部分)をお鍋に熱したところに生姜のみじん切りを入れ,良い香りがしてきたら鶏肉,次に野菜を加えて炒めます。油がまわったところで,よく混ぜて均一にした残りのココナツミルクと,グリーンカレーペーストをたっぷり加えてぐつぐつ。二十分くらいカレーを煮込む間に,ジャスミンライスと長粒種の玄米のミックスを炊きました。(玄米を入れたのは,ジャスミンライスの在庫が足りなかったから、というだけのお粗末な理由。)カレーが煮上がる直前に,塩味が足りなかったのでナムプラーをくるりと一回り足しました。

Thai Green Curry カレーは美味しく出来たのですが,驚いたのがタイ茄子の味。一口かじっただけで,とたんに口の中に強烈な苦味が広がります。これってひょっとして有毒茄子!?と思い,慌ててインターネットで調べたところ、特に毒があるような記述は見当たらなかったので,ひと安心。考えてみればタイの茄子を使って料理するのは初めてなのでした。料理する前にそういうことは調べておくべきなんじゃないの,と自分にツッコミを入れつつ,ともあれ完食。最近の茄子は日本でも全くアクがないので,水にさらす,なんてことはほとんどしていなかったのですが,タイのナスに関してはアク抜きをした方が無難なようです。いや~苦かった。パトリックは,「慣れてくると結構いけるかも」なんて言っていましたが,私にはちょっと強烈過ぎました。この茄子を生でチリソースにつけて食べてしまうタイ人って,すごい!茄子の毒騒動から,よく苺と一緒にパイにするルバーブの葉っぱには毒があるんだ,とか,キャッサバの根には毒があるから,タピオカみたいに精錬しないと食べられないんだ,とか,有毒食品(?)の話で盛り上がってしまいました。

もうあの茄子を食べて六時間以上経っているので,きっと何事も無いと思いますが,もしこのブログが突如放置されるような事があったら,皆さんタイの茄子にはご注意あれ!

Posted by Yu at 18:16 | Comments (0)